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2022年2月26日 / 家づくり
平屋の注文住宅に住みたい!メリット・デメリットから間取り別の相場まで解説
家族構成やライフステージの変化などをきっかけに、住み替えを検討する人もいるでしょう。
オシャレな平屋が増えていることもあり、住み替え先として興味をもっている人も多いです。
この記事は、平屋の注文住宅について知りたい人向けの内容です。
平屋の相場やメリット・デメリットなどを解説するため、平屋の建築を検討する際に役立ててください。
目次
1.平屋の注文住宅とは?
平屋とは、1階建ての家屋のことです。
日本に古くからある住宅スタイルで、平屋と聞いて日本家屋を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
一時は、限られた敷地の中で部屋数を多くとるために、2階建てに人気が集まる傾向がありました。
しかし最近では、オシャレな平屋も増え、長く住み続けられる家として注目を集めています。
建売住宅は2階建てが多いため、階数や間取りなど自由に決められる注文住宅で、平屋を建てたいと希望する人が増えています。
2.平屋の注文住宅が注目を集める理由とは?
平屋が注目されている理由として、次の点が挙げられます。
・広い空間で家族が団らんすることを望む人が増えている
・個室をもつよりも、リビングの広さが重視されている
・住宅に耐震性を求める人が増えた
・老後を考え、長く住み続けられる家を探す若い世代が増えている
・ライフスタイルの変化に応じて住み替える人が増えた
・オシャレでデザイン性の高い平屋が登場している
より暮らしやすい平屋を求める人ほど、注文住宅を選択する傾向も見受けられます。
3.平屋の注文住宅を選ぶメリットとは?
平屋の注文住宅を選ぶには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットを解説します。
階段がなく、バリアフリーで安全
1階建ての平屋には階段がないため、バリアフリーの生活が実現可能です。
日常生活において階段を上り下りする必要がないため、足腰に不安を抱えている人や高齢の人も快適に暮らせます。
また、階段がないため子どもの転落事故やケガの心配もありません。
年代問わず、より長く住み続けられるのは大きなメリットです。
家事動線・生活動線がワンフロアに集約できる
平屋はワンフロアにすべての設備がそろっています。
1階で洗濯をして2階に干すといった住宅内の移動が少なく、効率的に家事ができるでしょう。
また、2階で寝て1階で朝食をとるといったこともなく、生活動線も集約できます。
家族が同じフロアで生活することによって、顔を合わせる機会も増え、コミュニケーションを取りやすいです。
2階がないため間取りの自由度が高い
2階建て住宅の場合、構造計算に則った場所へ2階部分を支える柱や壁を設置する必要があります。
しかし、2階部分がない平屋は、屋根を支えるための柱や壁があれば十分です。
階段を設ける必要もないため、間取りの自由度が高く、好きな場所に水回りやリビングなどを配置できます。
また、コの字やロの字など、建物の形も自由です。
天井を高く取り、採光もとれる
平屋は2階がないため、天井の高さも比較的自由に選択できます。
天井を高めにして開放感を出したり、部分的に低めにしてアクセントをつけたりするなど、好みに合わせて決められるでしょう。
また、屋根に開口部を作れるため、天井からの採光も見込めます。
遮熱・遮光対策も必要ですが、明るく開放的な家づくりが可能です。
自然災害に強く修繕費用を抑えられる
平屋で天井高を高めにしたとしても、2階建てや3階建ての住宅より建物の高さを低くできます。
2階以上の荷重がかかることもなく安定感があるため、平屋は地震や台風などの災害に強いといわれています。
また、外壁や屋根に改修が必要になった場合も足場を建てる必要がない分、修繕費用を抑えられます。
太陽光発電システムを導入しやすい
平屋の屋根はデザインが自由です。
屋根が1面だけの片流れにしたり、勾配をつけることで屋根の面積が広がります。
広い屋根を活かし、太陽光発電を導入している人も多いです。
自宅で太陽光を利用すれば電気代を抑えられ、停電の際も安心です。
さらに、発電した電気を売って収入を生み、ローンの支払いに充てることもできるでしょう。
4.平屋の注文住宅のデメリット
メリットの多い平屋ですが、いくつかデメリットもあります。
例えば、リビングやダイニングなどに広さをもたせたり、部屋数を確保したりするためには広い敷地が必要になります。
生活の場が1階に集約しているため、間取りや敷地の特徴によっては、プライバシーが守れなかったり、日当たりや風通しが悪くなったりすることもあります。
防犯面やプライバシー確保など、必要な対策を講じていくと、2階建てよりも坪単価が高くなる場合もあるため注意しましょう。
5.平屋の注文住宅の相場
注文住宅で平屋を建てる際の費用は、設計プランや使用する素材、設備などによって異なります。
同じ間取りや設備でも、建物の大きさが大きくなれば価格は上がります。
また、全国規模のハウスメーカーに注文住宅を依頼するのか、地域密着型の工務店にするのかといった点も、価格に大きく影響するためよく検討しましょう。
一般的には、平屋の注文住宅の相場としては、2〜3LDKの広さで1,000〜2,500万円ほどが目安だといわれています。
6.予算別にみる平屋の間取り
希望の間取りの平屋を建てるにはいくらかかるのでしょうか。
延床面積や設備にもよりますが、予算別の間取りの目安を解説します。
予算500~1,000万円の平屋注文住宅
1,000万円未満で平屋を建てる場合の間取りは、1LDK〜2LDKが一般的です。
坪数でいうと10〜20坪ほどで、一人暮らし〜夫婦二人暮らしにおすすめです。
建物は、比較的シンプルなデザインになるでしょう。
予算1,000~1,500万円の平屋注文住宅
1,000〜1,500万円の平屋なら、間取りは2LDKで20〜25坪ほどが一般的です。
シンプルなローコスト住宅なら、3LDKを建てられることもあるため、夫婦+子どもの3人暮らしでも快適に暮らせるでしょう。
予算1,500~2,000万円の平屋注文住宅
平屋の予算が1,500〜2,000万円なら、間取りは2LDK〜3LDKで、広さは25〜30坪ほどが目安です。
建物の大きさを抑えて、設備を充実させたり、外構にこだわったりするなど、選択肢が広がります。
予算2,000~2,500万円の平屋注文住宅
予算2,000〜2,500万円の平屋の場合、間取りは3LDK〜4LDKで広さは30〜35坪ほどです。
夫婦でゆったり暮らしたいなら、間取りを2LDKにしてリビングを広めにとるのもおすすめです。
7.平屋の注文住宅のコストを抑えるコツ
平屋の注文住宅を建てる際、コストはできるだけ抑えたいものです。
コストを節約するコツを解説します。
平屋にあった敷地を選ぶ
近隣住宅との距離によっては、プライバシーを守るためにフェンスを建てたり、窓の向きに配慮したりしなければなりません。
その分、コストが上がる可能性もあります。
敷地を探す際は、近隣との距離があり、プライバシーが守れるといった、平屋に向く土地を選びましょう。
広めの敷地を用意する方法もありますが、土地代と総合的に判断する必要があります。
シンプルな設計・内装にする
シンプルな家ほどコストは抑えやすいです。
注文住宅を希望する人にはこだわりがある人も多いですが、節約を考えるなら、内装や設計へのこだわりを絞るとよいでしょう。
とはいえ、すべて諦める必要はありません。
どうしても譲れないこだわりと妥協してもよい点を分けて考え、納得の家を手に入れてください。
平屋を建てた実績の多い会社に依頼する
平屋の建築にノウハウのある会社ほど、必要なものや不要なものが何かといったアドバイスをもらえます。
建築会社を探す際は、ネームバリューだけでなく実績も考慮して判断しましょう。
納得の家づくりをするためには、気になる会社への問い合わせや資料請求によって建築実績を確認し、好みのテイストの家を建てている会社を探してみてください。
8.山口県の平屋はローコストな住宅が多い
山口県には、1,000万円台から建てられるローコストな住宅も多いです。
広さが確保でき、デザイン性のあるローコスト住宅もあるため、検討してみてはいかがでしょうか。
注文住宅の場合、坪単価は30〜80万円ほどに収められる傾向があります。
また、平屋を希望する場合は、本体価格1,200万円が目安となります。
9.まとめ
階段がなくバリアフリーで、家事や生活の動線がワンフロアに集約している平屋は、長く住める家として注目を集めています。
間取りの自由度も高く、ライフスタイルに合わせた家を希望して、平屋の注文住宅を建てる人も多いです。
山口県で、オシャレな平屋の注文住宅をお手ごろ価格で建てたいと考えているなら、タナカホームズのモデルルームを見学してみてください。
ローコストなのに高品質高性能な住宅がどのようなものなのかを体感し、理想の平屋を手に入れましょう。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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